2009年10月26日月曜日

スマートフォンの原価  2007年04月17日(火)

香港エレクトロニクスフェア2007の会場でLiunx Smart Phoneなるものを見つけた。

製造メーカーは http://www.avamagix.com/ (リンク切れ 2009/10/26現在)

y2ltzzczmzl4qa


スペックはOSはLinux、電波はGSM4バンド(GSM 850/900/1800/1900, GPRS/EDGE)+WiFi、言語対応は英語、中国語、日本語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語など。

カメラ、録音、FMラジオ、ビデオのIN/OUT(NTSC/PAL)、USB2.0、SDスロット、WiFi(802.11b/g)

まだモックアップしかなくて、実際に動くものは5月にできる(はず)と言っていた。ま、実際はどうかわかりませんが…

で、プライスリストはありました。ミニマムオーダー200台。注文数毎の一台当りの価格は下記。ただし、内蔵ストレージ・メモリを除いた金額。メモリは搭載容量別に時価らしい。

200台  USD 126
500台  USD 123
1000台 USD 120

サンプル価格 USD 140

ちなみにWiFiなしであれば、1000台のとき一台USD 97.50 だそうです。

ということで、120米ドルが出荷価格と言う感じです。実際にはもっと安いんでしょう。

このスマートフォンのハード仕様はiPhoneの仕様とそんなに変わりません。というか、iPhoneはカメラはないし、スライド式のキーボードはないし、ビデオ入出力なんてない、ラジオもない。構造や部品の類で比べると、これよりも遥かに安いはず。

数百台や数千台でこれだから、何百万台とかを売り切れるのであれば、、、、Appleはまたまた儲けが凄いのでは…

ハードだけでも儲かる構造で、更にソフトウェアというかiTunes Storeとの連動など、サービス面での収入まで連動させたらウハウハなんじゃないだろうか。

まぁ、Appleにせよ、他のメーカにせよ、これくらいのお値段で携帯電話を作れる、ということです。日本以外は。

0 件のコメント:

コメントを投稿